巨人マルティネス獲得で大勢のメジャー挑戦機運に拍車…守護神"剥奪”はむしろプラスか
「大勢はメジャー挑戦希望を公言している。海外FA権取得は2031年以降だから、一日も早く夢をかなえるには球団にポスティング移籍を認めてもらう以外にないわけです。自分に代わる抑えが出てこなければ、球団もおいそれと希望に沿うわけにはいかない。マルティネスは来季を含めてあと2年ちょっとで国内FA権を取得し、外国人枠を外れて日本人選手扱いになる。4年後の条件次第で巨人に長期在籍する可能性が増すわけで、大勢にとっては悪い話ではないでしょう。セットアッパーもハードな仕事ではあるが、勝ち試合の責任をひとりで背負う抑えに比べれば精神的負担は減る。マルティネスの加入はむしろ、歓迎すべきことだと思っているのではないか」
大勢はハワイへの優勝旅行を辞退し、国内ですでに来季へ向けたトレーニングを開始している。昨22日に行ったトークショーで守護神の座を「諦めていない」と話したが、セ・リーグ連覇と日本一奪回、さらにその先を見据える右腕が海を渡る日もそう遠くはない。
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日刊ゲンダイで毎年好評の「ドラフト家庭の事情」(2021年版)では、巨人から大勢をピックアップ。家族は本人を含め全員が西脇工高出身というレアな系譜だという。大勢はいったいどのような家でどう育ったのか。父・八寿男さんらが赤裸々に語ってくれた。
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