井上尚弥を襲った前代未聞の「2週間前の相手変更」…それでも「楽しみ、メリット」を強調する胸算用
22日の会見では「スケジュール調整が狂ったけど、(延期で)長期間かけて体を仕上げるのがプラスというのがメリットとしてあった。調整の上ですごく参考になった」と話していた。
「井上は試合ができることに感謝している。次戦は日時こそ決まっていないが、ラスベガスでの試合が濃厚。それまでに試合をしておかないと調整や実戦感覚などにも影響が出る。今回は試合そのものが中止になりかねなかった。その意味で名乗りを上げてくれた金と、実績が乏しい金を挑戦者として各団体に認めさせた大橋ジムの大橋会長への感謝は大きいはずです」(前出の関係者)
計量は井上、金ともに、スーパーバンタム級のリミットより100グラム軽い55.2キロでパス。ファンの間では「早いラウンドでKO勝利」が期待されているが、さて……。
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日刊ゲンダイは以前、「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」(講談社)の著者・森合正範氏にインタビューを実施。森合氏は「記者として絶望感、敗北感を感じたのは初めて」と語っていた。いったいどういうことか。何があったのか。
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