ボクシング井上尚弥が中東流出? タパレス戦が日本での“見納め”になるヤバすぎる現実味

公開日: 更新日:

 井上尚弥(30=写真)とマーロン・タパレス(31=フィリピン)のスーパーバンタム級4団体王座統一戦(26日)の試合前会見が24日に横浜市内のホテルで行われ、井上は「どんな展開になってもしっかり勝ちを手にする試合にしたい」と意気込んだ。

 そんな中、大物プロモーターのボブ・アラム氏はこの日、「井上の試合をサウジアラビアでできないかという話があった。金額的には大きなものになるだろう」と明かした。

 サウジといえば、サッカーのネイマール(31)が同国のサウジ・プロ・リーグに移籍。潤沢なオイルマネーを武器に欧州のクラブチームを買収するなど、スポーツに莫大なカネを投資している。

「井上が4階級制覇した7月のフルトン戦は、試合のファイトマネーが約10億円。サウジが参戦すれば、その額は20~30億円規模に膨れ上がるでしょう」(ボクシング関係者)

 ただでさえ今回の試合はフルトン戦に続いて地上波中継がなく、動画配信サービスで独占放映される。放映権料の高騰が要因だが、サウジが参加すればますます日本のテレビ局が手を出せる金額ではなくなる。日本での井上の試合は今回が見納めになるかも……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇