ドジャースが来春WBC参戦を許すのは佐々木朗希だけ? 格安年俸だけにリスク小さく
長期契約を結ぶ大谷と山本は絶対に欠かせない選手
ドジャースは前回、米国代表のベッツ、スミス、カーショー、カナダ代表のフリーマン、メキシコ代表のウリアスら8人の主力選手を派遣した。が、チーム周辺では、「かといって来年もドジャースが大量派遣するかどうかは話は別。何よりシーズン、ワールドシリーズ制覇が最大のミッションですから。特に長期契約を結ぶ大谷と山本は絶対に欠かせない選手。WBC出場による故障のリスクについては相当シビアな対応を迫られるだろう」との指摘もある。
一方、もうひとりの侍経験者である佐々木は、来季も今季同様、マイナー契約に変わりはなく、大谷や山本に比べれば年俸は格安。WBCの本番で井端監督が酷使することはないだろうが、契約面から見ても、大きなリスクになるわけではない。来季、戦列から離脱したとしても、サービスタイム(実働期間)は加算されず、FA取得期間が延びるだけに、ド軍にとってはむしろダメージは少ない。
ド軍から侍ジャパンに名を連ねるのは渡米2年目の佐々木だけ、ということになるかもしれない。