バドミントン協会が「1.7億円」高額寄付金あえて公表…お涙ちょうだい作戦は「恥の上塗り」
1.7億円の寄付も、渡辺のニュースが報じられたことがきっかけだという。当時、協会幹部は「非常に大きな金額で大変ありがたい。協会内で議論して慎重に判断し、大切に使わせていただきたい」としていた。協会は寄付の事実を明かした当初、「寄付者が金額の公表を望んでいない」ことを理由に金額を伏せていたが、寄付者の了解を得たのか、急転の金額公表となった。
古典的な「お涙頂戴作戦」といったところだが、寄付を受けただけでも恥ずべきことなのに、寄付者が望んでいない金額まで明かして有難がるのは、いかにも卑しいというか、恥の上塗りではないか。
寄付金で当座はしのげても、組織の根本的な立て直しがなければまたぞろ、強化費不足で選手が泣きを見ることになる。