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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

「瀬古ハラ問題」で思ったこと…それでも潔く謝るしかない

公開日: 更新日:

 陸上競技の話に戻ると、2008年の北京オリンピックで女子3000メートル障害が加わり、男女の種目はほぼ同じになった。一方で、次の東京オリンピックで、日本の女子はマラソン以外に一人も出場できないだろうと危惧されている。男女雇用機会均等法から30年を経て、競技レベルはむしろ落ちた。日本の女子は変わっていない。瀬古リーダー、それでも我々はいさぎよく謝るしかないのだ。そして、これを最初で最後の“セコハラ”にしよう。

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