大阪偕星学園高GoTo詐欺事件 リアル“ルーキーズ”を地で行く強面監督もグウの音も出ず

公開日: 更新日:

 山本容疑者は昨年3月、大阪偕星学園高を辞職。4月からかつてクビになった倉敷高に戻っていた。辞職の表向きの理由は、水落のわいせつ事件の責任を取ってということだったが、実際は給付金詐欺に気付いた学校側が事件が明るみに出る前に、山本容疑者に自ら退職するよう迫っていた。

 前回逮捕時、知らぬ存ぜぬを貫き通し、不起訴になったからか、山本容疑者は調べに対し、当初は黙秘を続けていた。

「地方と比べても府警の取り調べはキツい。そんなんで逃げ切れるほど甘ないし、府警をナメとったらアカンわ。普段から極道や凶悪犯をガチで相手しとるんやから。前回、起訴に持ち込めへんかったから、同じ轍を踏まんよう徹底的に調べ上げ、証拠を固めたようや。“ド素人”がいくら黙秘を貫こうとも、取調官は口を割らせるプロ。さすがに観念したんちゃうかな」(捜査事情通)

 相手は高校生のガキンチョとは違う。今回ばかりは言い逃れできない証拠を突きつけられ、強面監督もグウの音も出なかったようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”