『体の「冷え」は肌をつまめば消える』永井佳子著
肩や腰の痛み、便秘や下痢、目の疲れやドライアイなどの不調の原因が、体の“冷え”にあることは珍しくない。冷えと血流や新陳代謝の低下は密接につながっていて、自律神経のバランスを乱してさまざまな不調の引き金になるのだ。
これを解消するためにはマッサージやツボ押しなどが知られるが、著者が確立した「プルスキンメソッド」は、何と肌を“つまむ”だけ。肌を押すのではなく、つまんで持ち上げることで、こわばった細胞同士を容易にほぐし滞った血液やリンパ液を勢いよく流せるのだという。
足や脇の下、目の周りなどの肌を、人さし指と親指の腹でそっと持ち上げる。そして、2~3秒キープしたらゆっくりと戻すだけ。仕事中でも簡単にできそうだ。
(ダイヤモンド社 1300円)