「お灸ダイエット」岡本真理著
熱で体のツボを刺激し、気・血・水の流れをよくするとされるお灸(きゅう)。本書では、ドラッグストアなどで手に入る台座付きのお灸を使って、体を温めながらダイエットにもつながるお灸の方法を紹介していく。
ウエスト回りに脂肪がつきやすい人は、内臓を冷やす飲み物が好きな場合が多い。お腹を冷えから守ろうとして、脂肪をため込みやすくなるためだ。そこで、お腹を温めるお灸である。まず、手の親指と人さし指の骨が合流する「合谷(ごうこく)」というツボにお灸をし、内臓を温めるよう脳に指令を出す。次に、おへそから左右に指3本、さらにそこから指3本下の位置にある「大巨(だいこ)」にお灸をし、お腹の脂肪燃焼を促進させる。1日5分程度のお灸で、体質改善にも役立つはずだ。
(幻冬舎 1300円)