「パイルドライバー」長崎尚志氏

公開日: 更新日:

「実を言うと、最初はあらゆる場面の描写を細かくし過ぎて、若い担当編集者に怒られました(笑い)。漫画原作の世界ではベテランと呼ばれる年齢ですから、あまり意見を言われることもなくなっていました。しかし、小説家としては新人の気持ちなので、怒られるのもとても新鮮なんです」

 今後も中戸川と久井のコンビを描いていきたいという著者。警察小説好きにこそ読んでほしい作品だ。(KADOKAWA 1600円+税)

▽ながさき・たかし 1956年生まれ。出版社勤務時代からさまざまな漫画作品の編集を担当。その後フリーの原作・編集者となる。漫画原作・脚本に「MASTER キートン」「クロコーチ」など。10年「アルタンタハー 東方見聞録奇譚」で小説家デビュー。著書に「闇の伴走者」「黄泉眠る森」など。

【連載】著者インタビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由