恋愛を科学すればセックスに持ち込むのはたやすい
恋愛工学の達人がモテない男を救う小説「ぼくは愛を証明しようと思う。」。ドラマ化もされた同作の著者である藤沢数希氏は、メルマガ「週刊金融日記」の中で進化生物学などの観点から恋愛を科学の域まで高めた恋愛工学について解説しており、1万人以上といわれる読者の多くがこれを実践。“モテ人生”を手に入れているという。
ゴッホ著「恋愛工学の教科書」(総合法令出版 1500円+税)では、藤沢氏による恋愛工学に感銘を受け、これを実践したことで非モテからモテ人生に変わったという著者が、初心者にも実践しやすい恋愛工学の基礎を解説している。
恋愛工学では、セックスに持ち込むまでの過程を「ACSモデル」という3つのフェーズにわけて考え、成功率を高めていく。Aフェーズ(Attraction=魅了)では会話によって女性を魅了することが目的であるが、意外なポイントが「褒めずにディスる」ということ。美人ほど褒められ口説かれるのに慣れているため、逆にディスってくる男には興味を向けてくる。
ただし、ひどく侮辱しては逆効果であるため「パッシブディス」という手法を使うといい。これは、合コンなどで可愛くない女性を中心に褒めるもので、相対的に美人をディスることになり、あなたへの関心が強くなる。そして、女性に安心感を与えるCフェーズ(Comfort―Building=和み)、いよいよセックスに誘うSフェーズ(Seduction=性的誘惑)がクリアできれば、女性はいともたやすくあなたのもとに落ちてくるはずだ。
Sフェーズでは、「シャチのマインドセット」や「奥義・サウザーシフト」など、女性にセックスを断らせない数々の理論が解説されている。恋愛は科学的に攻める時代だ。