<83>護衛艦かがは空母にもなる大きさ
隣の桟橋に接岸した海上自衛隊の巨大護衛艦を前に、学生たちは口をあんぐり開けている。灰色の護衛艦は舞鶴で見慣れているが、いま門司にやってきた船は比べ物にならないほどでかい。
「なんだありゃ……」
つぶやいた平牧に、七管本部の広報官が答える。
「あれは呉の海上自…
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