「CBD エッセンシャルガイド」リーダーズ・ダイジェスト編集部&ProjectCBD編 三木直子訳
米国議会が、人をハイにするテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量が0.3%未満のものはマリフアナではなくヘンプ(大麻)であるとする農業法を可決。これにより、ヘンプの栽培と販売が可能になった。
CBDには抗腫瘍作用、鎮痙(ちんけい)作用、抗けいれん作用、抗不安作用などがある。習慣性を生むオピオイド(麻薬系鎮痛剤)と違って、依存性も禁断症状も起こさず、オピオイド薬への依存を断ち切るのに役立つ可能性がある。CBD製品には鼻腔スプレーやカプセル、外用薬など、いろいろな種類があるので、症状などに合わせて選ぶことが必要。
痛みやストレス解消に効果があるCBDの効能、使い方のほか、どこで買うか、どういうものを選んだらいいかなど、ていねいに紹介した一冊。
(晶文社 2420円)