市場規模4兆円! 「妖怪ウォッチ」で笑い止まらない企業
この夏、妖怪が大暴れしている。
今月2日にバンダイが売り出した「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」(3456円、税込み)は、発売と同時にほぼ売り切れ。腕時計型のおもちゃだが、子供たちに大人気で、今年1月に発売された第1弾も品切れ状態が続いている。
「小学生の子供にせがまれ、量販店に前日から並びました。熱帯夜なので大変……」(40代サラリーマン)
1000人以上が行列した小売店もあったが、「見るからに転売目的の人も目立っていた」(前出のサラリーマン)という。妖怪ウォッチの関連グッズは、ネット上で2~4倍の高値で取引される“カネのなる木”なのだ。
「株式市場も凄いことになっていて、関連銘柄がハネ上がっています」(市場関係者)
4日は、妖怪ウォッチを販売するバンダイ(上場はバンダイナムコHD)や、アニメを放映するテレビ東京HD、関連商品の卸を手掛けるハピネットがそろって年初来高値を更新。3DS向けゲームが絶好調の任天堂も妖怪サマサマだ。