経済効果200億円? 安室奈美恵が仕掛ける引退興行の中身
芸能プロデューサーの野島茂朗氏はこう言う。
「今回のツアーで見納めですから、ファンにとっては喉から手が出るほど欲しいプラチナチケットとなり、発売後すぐに完売でしょう。公演数にもよりますが、2012年に彼女の記録した女性ソロ歌手の最多動員34万人を超える可能性が高い。チケットだけで50億円突破が見えていますし、さらにその関連として音楽ソフト、有料音楽配信もバカ売れするに違いない。また、コンサートで利益率が高いのはグッズです。今回は引退記念に多くのファンが買い求めるでしょうし、交通費や飲み食い代まで含めると、経済効果は200億円に迫る規模でしょう」
■50代プロモーターと恋の噂も
安室の引退劇を山口百恵やキャンディーズのそれとなぞらえる報道がある一方、ドームツアーの手配の良さなどからみても計算し尽くされた「引退」との見方もある。実際のところ、関係者は安室サマサマだろう。
スポーツ紙芸能デスクが言う。
「こうした興行を取り仕切っているとみられているのが、50代の音楽プロモーターN氏です。SMAPのコンサートを一手に引き受け、邦楽アーティストとして初めて国立競技場で実施して成功させるなど、ジャニーズのジャニー喜多川社長に『天才』と言わしめたことで知られている。5大ドームでのコンサートは最も得意とするところと音楽業界では評判。いろんな仕掛けを打ち出してくると思いますよ」
このN氏は、昨年、安室が京都に購入した豪華マンションの近くにこちらも豪華マンションを購入したと伝えられ、安室とプライベートでも噂になっている。
来年9月までの引退ロード。その道には札束がぎっしり敷き詰められている。