はあちゅうさんはAV男優と バツありに増える事実婚の利点
「未届の妻」でもパートナーの死後に遺族年金が支給され、健康保険の扶養家族になれるうえ、夫婦別姓でいられて、別れても戸籍に「×」が付かないなどのメリットもある。が、子供を望むとなると話は違ってくる。
不妊治療費用の助成制度をめぐり、厚労省は事実婚カップルへの対象拡大を検討していたが、2018年度からの実施は見送った。
遺産相続についても、遺言書をきちんと残しておかないと、揉める可能性が高い。
「事実婚を希望するのは共働きで、離婚歴アリが多い。相談に訪れた会社員の40代女性はバツイチで、離婚後に同棲していた彼との結婚を周囲から反対されていた。彼は入籍を望んだものの、多額の借金があり、私も事実婚を勧めました。結局、数年後にお金の問題で破局。好きで一緒にいるけど、親族のことを考えて事実婚を選ぶというケースが増えている印象ですね」(山崎世美子氏)
すでに子供がいて、それ以上は望まないケースや、ドロ沼の離婚裁判を経験して「籍を入れるのはわずらわしい」というタイプが事実婚を選んでいるという。