著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

映画で健闘ジャニーズ勢 キムタクは二枚目徹底も生きる道

公開日: 更新日:

 今年、高齢を理由に静かに役者を引退した田村正和のように、二枚目役者を極めるやり方もありだ。その点、岡田はやはり別格だった。本格派の時代劇。宣伝のためにバラエティーに出ることはなかったが、北大路欣也など錚々(そうそう)たる人たちが映画界の垣根を越えて岡田を称賛するコメントを出した。

「もうアイドルが役者をやっているレベルではない。時代劇も映える立派な役者。“V6”で踊っているほうが違和感を覚えるほど」(映画関係者)

 三者三様、役者としての評価はあるが、ジャニーズの「役者部」はこの3人に二宮をプラスした形で決まった感もある。ジャニーズ内ではベテランに入る中居正広は司会。“嵐”の桜井翔はキャスター路線とほぼ決まった。

 他のタレントも試行錯誤しながら最終的な方向を模索している。そこに期せずして滝沢秀明(36)が芸能活動から引退。ジャニー喜多川社長(86)の後継者としてジュニアの育成など裏方になることを発表した。来年早々にもジャニーズ事務所は新体制で臨むといわれている。今年の一連の精力的なタレントの動きとなまじ無縁ではないと思う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」