愛媛に頻繁に帰るようになって『町おこし』と同じように『町寝かせ』も必要だと考えるようになりました。先般の西日本豪雨で被害を受けた愛媛県の南予地域の方から、もともとが空き家だったところが放置され、どうしたものかと困っているというお話を伺いました。地方創生という名目で、一過性のお金だけが流れている気がします。人の終活と同じように町にも終活があっていいはず。『教育』と『医療』を真ん中にきちんと置いて、ポジティブに戦略を持って町を縮小していく、こういうこともエンタメ目線からの何らかの提案ができるといいですね」
(おわり)