その彼と進路相談の話をしたりしていたのが、デビューした途端、ジェットコースターのような日々がはじまる。しっかりと何かにつかまっていないと、激しく大きな渦にのみ込まれ、私は溺れてしまいそうになる。 =つづく
(聞き手=長昭彦/日刊ゲンダイ)
▽にった・えり 1968年生まれ。85年、おニャン子クラブ会員番号4番でデビュー。翌年「冬のオペラグラス」でソロデビュー。その後、タレント、女優、作家として活躍。趣味はハンドメード、DIY、旅行。現在は寝たきりの実母の介護をしながら、夫とチワワ2匹と湘南に暮らす。