考え方ひとつで「みやぞん」は今を天国のように生きる
ちなみに、その時、ずっと残ってくれていたのが、今の相方のあらぽんだ。家ではもちろんペットは飼えない。しかし、姉が内緒で飼っていると言い出した。段ボールを開けてみると毛布の上に1本のネジ。
「お姉ちゃん、ネジ飼ってたんです。ランランって名前つけてた」(同前)
そんな環境で育ちながらも、みやぞんはたくましく育っていった。10日間、旅に出ると言って「家出」をしたこともあった。発泡スチロールで船を作って荒川から海に出ようとしたが失敗。わずか数時間で帰ってきてしまった(TBS「櫻井・有吉THE夜会」19年3月7日)。
宿題をやらなきゃと思い悩むのがイヤで、先生に「もう宿題やりません」と宣言したりもした。それでも母親は「私が産んだ子だもん」と怒ることはなかった。
冒頭の番組で「物事、起きたことをすべてプラスに持っていく」とも語っている。
「全部ただじゃ終わりませんね。損しただけじゃ終わりたくないというか。すべてプラスに変えていきたい」