乃木坂46齋藤飛鳥アジアへの思い「違う文化を吸収したい」
「初心に帰ろう」
グループ結成8年目、中学生の時から一緒に過ごしてきたメンバーとの間に“ある変化”があったという。
「みんな仲はいいんですが、私は楽屋で本を読んで過ごすことも多くて、でも最近はちょっとずつ、メンバーと話す機会を増やしています。内容は本当に他愛もないことばかり。それでも気づくと大笑いしているんです。そういう時間がとても心地よくて、幸せだなって思ってます」
メンバーが写真集を出すとベストセラーを連発させる乃木坂46。一気にスターダムを駆け上がったように思えるが、「私自身もそしてグループもまだまだ発展途上の段階。中国は日本よりも何歩も先を行ってるなあ~と感じることもあります。勢いのあるアジアの空気に触れて痛感するのは、デビューした時の初心に帰ろうということ。まだ韓国には行ったことがないので、韓国の人たちにもグループがかわいいと思ってもらえるようになったら嬉しい。もっと頑張って日本を盛り上げていきたいですし、乃木坂46として誰もが口ずさめる曲が欲しいですね」
「令和」初のリリースとなる23rdシングル「Sing Out!」ではセンターを務める。我が道を突き進む彼女のさらなる飛躍に注目だ。
(取材・文=白井杏奈/日刊ゲンダイ)
▽さいとう・あすか 1998年、東京都出身。2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、15thシングル「裸足でSummer」で初のセンターを務めて以降、人気メンバーとして活躍。初のソロ写真集「潮騒」(幻冬舎)が20万部突破。