ジャニー氏が滝沢秀明を自身の後継プロデューサーに指名
タレントが働きやすい環境を構築し、「王国」を築いてきたジャニーズ。やがて大きな課題が持ち上がっていた。ジャニー氏の高齢化に伴い囁かれ出していたのが後継者問題だった。
老舗のナベプロ、ホリプロ、サンミュージックもすでに娘や息子に引き継がれ順調に稼働している。独身のジャニー氏はどういう形を取るのか注目されていた。すでに嵐らを育てるなどキャリアを積んでいたメリー氏の娘でジャニー氏の姪・藤島ジュリー景子(54)が後を継ぐのは既定路線だった。
ジュリー氏は6歳のときに“フジシマジュリー”の名でフォーリーブスの舞台「見上げてごらん夜の星を」でデビュー。以後、「3年B組金八先生」に出演するなどあったが、中学生頃には断念。米国留学するなど勉学に専念し、大学卒業後、フジテレビ勤務を経てジャニーズに入り帝王学を学んでいた。
「彼女にジャニーさんのようなアイドル育成はできない。母のメリー氏から売り出し方などすべてを学んでいた。副社長になった頃から“さすがメリーさんの娘”と評判でした」(テレビ関係者)