秋篠宮家を守る官僚や取り巻きの危機管理はマヒ状態
だが、現在の天皇家を取り巻く人たちの多くは官僚出身のサラリーマンだ。秋篠宮さまから命令がなければ動かない。最近は優秀な官僚が来るようになったというが、それでも何年かすれば異動がある。他の省庁から来ている彼らは、宮内庁に異動することは主流から外れるものと思っているから、ここで失敗はしたくない。たとえおかしいと思っても、自ら火の粉をかぶるようなことに手を出さないはずである。
<眞子さまの婚約者をおとしめるような報道は、秋篠宮家の権威失墜にもなるから、事前に食い止めよう>――などという忖度は働かないのだ。
秋篠宮さまが命じなくても、秋篠宮家の将来、あるいは天皇家の行く末を考えて動こうとする人物がいなかったのはそのためだ。天皇家の悲劇といえるだろう。
おそらく眞子さまは、昭和の時代に小室さんと出会っていたらよかった――と悔いているかもしれないが、現代のこうした取り巻きたちの事なかれ状態が続く限り、おそらく今後も、同じようなことが起こるはずである。
ところで、一連の小室さん母子バッシング報道の中で気になることがある。1億5000万円問題だ。