ドーナツ盤5000枚を愛蔵!構成作家チャッピー加藤氏が語る「アナログの魅力」
――このほど発表した「昭和レコード超画文報1000枚」(303BOOKS)が話題ですね。独自取材のネタやエピソードもおもしろい。
「昭和歌謡は今も輝きを放ち続け、そうした歌謡曲こそが昭和という時代をつくり上げたと、そう思っています。ジュークボックスに憧れ、いつか大人になったら、この中に入っているレコードを全部買おうと夢見たのが、僕のレコード収集のはじまり。大ファンのジュリー、ちあきなおみ、初期のユーミン、RCサクセションなどを発売当時のレコードで聴いていると、歌い手や作り手の“愛”が伝わってきますし、それは下の世代の人たちにも伝わるはず。この本が、世代間の橋渡し役になれたらいいなと思っています」
(取材・文=長昭彦/日刊ゲンダイ)