東京五輪入場行進にドラクエのテーマが…作曲家は”安倍応援団” 過去にはLGBT巡り物議醸す発言
■結局、ウヤムヤに?
そんな杉田氏は、当時の安倍首相からも見込まれて2017年の衆院選で自民党から当選。持論の発信を続け、「新潮45」(2018年8月号)には論文も寄稿。「LGBTカップルは子供をつくらないから、生産性がない」と書き、またもやLGBT支援への税金投入に言いがかりをつけた。この論文は大炎上するが、「新潮45」は9月号で安倍応援団の小川榮太郎氏らを執筆陣にした杉田擁護の特集を掲載して反論。しかし、この特集も火に油を注ぎ、因果関係は不明ながらも、同誌は休刊に至った。
すぎやま氏は自身の公式ホームページで、「LGBTである事で理不尽に差別されるのは是正されなければならないと思います。そのために政治や行政の力が必要になる場面もあるかもしれませんね」と、”言い訳”を掲載。これで過去の差別助長発言をチャラにしたということなのか。
「最近も一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対しています」と月刊誌で国民の分断を促す発言をした安倍前首相は開会式を欠席したが、「ナチスの手口に学べ」と言い放った麻生太郎副総理兼財務大臣は出席していた。
この五輪、開会式でも問題だらけだ。