大泉洋に紅白司会「長期政権」の可能性 視聴率惨敗も程よい“リアクション芸”に絶賛の声
東京国際フォーラム(東京・千代田区)から2年ぶりに有観客で行われた「第72回紅白歌合戦」。“紅白”なのに「カラフル」という一見矛盾したコンセプトを掲げた今回の紅白は、視聴率は歴代ワーストとなる34.3%と大惨敗した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
司会は、大泉洋(48)、川口春奈(26)、和久田麻由子アナ(33)の3人が紅白両組を応援するというスタイルだったが、一昨年の白組司会に続き、2年連続で司会を務めた大泉の評判がいい。
大泉は、エヴァンゲリオンのエントリープラグに乗せられたり、同じ北海道出身の細川たかしと一緒に「北酒場」を熱唱したり、藤井風のサプライズ登場に目を丸くして驚いたり、程よい“リアクション芸”で会場を盛り上げた。SNS上では、「ただただ大泉洋がおもしろいw」など好感を持つツイートが多かった。
テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏は「こんなにテンションの低い紅白は初めて」と酷評しているが、大泉のことは絶賛。「大泉さんにずいぶん助けられたね。お笑い芸人が紅白の縛りで笑いを作るのは見ててツラいけど、楽しくやってたのがよかった。大泉さんはずっとNHKに出られるよ」とスポーツ紙の取材に答えている。