明けましてサヨウナラ…俺の壮絶な元日ドキュメンタリーを聞いてくれ
NHKの「ゆく年くる年」が新年を伝える除夜の鐘を響かせ、新しい年2022年がスタートした!!
新年こそコロナが終結して世界中が平和に、そして俺自身(会社も)良い年になりますように!! を込めて虎太郎とのツーショットに新年の挨拶をつけてアメブロを書いたのが0時9分15秒であった(記録に残っている)、その直後にそれらのすべてが一瞬にして逆転していったのだ。
年明け直後、薬を飲み横になった義父に目をやった義母がポツリ、「アラ、お父さん全然動いてないみたい?」、そこからはまるで映画のフラッシュカットのように時間が進んでいった。
脈や呼吸を確認すべく大混乱、救急車の要請、その間にも携帯電話のスピーカー機能を使い、救急隊の号令に合わせ、号泣しながら心臓マッサージを続ける虎太郎……それはあの時と同じ光景だった……7年前に自宅で意識を失った母親の胸を次から次へとあふれ出る涙で押し続けた16歳の少年……俺は胸が痛くて仕方がなかった……。
その後、緊急医療センター、専門病院と搬送されたが、義父は帰らぬ人となってしまった。急性心筋梗塞、享年82、新年10分で逝ってしまった人騒がせの義父さん、今まで本当にありがとうございました。ママリンの親サイコ~!!
霊安室で横に座った虎太郎が「おじいちゃん、ゆく年くる年じゃなくて、くる年いく年になっちゃったねェ」、その小さなギャグ(?)が俺の胸の痛みを和らげてくれたのだった……。 =つづく