中森明菜ついにNHK紅白のステージ降臨か…「北ウイング」セルフカバーで機は熟した
旧ジャニーズ勢はゼロ
これが事実なら、ファンのみならず、明菜を知る中高年世代も歌姫復活を期待するのではないか。
デビュー40周年の昨年も、NHKが紅白出演オファー説が伝えられ、盛り上がった。実現はしなかったが、ことしに入って新事務所が撮影などで動き出したとスポーツ紙は報じた。そして5月にはSNSでデビュー記念日を迎えたとして、本人がこんなコメントを出している。
《こんなにも長い間、みなさまと共に過ごさせていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。万全な体調ではないため申し訳ない気持ちもいっぱいですが…41年目もどうぞよろしくお願いいたします。あきな》
ことしの紅白は旧ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題で“ジャニーズ勢”が出場ゼロとみられ、目玉探しにNHKは躍起になっているもようだ。
前回2022年の第73回で、出場歌手の選考基準としてNHKは「今年の活躍」「世論の支持」「番組企画にふさわしいか」の3点をあげていた。
「ことしのテーマは原点回帰でしょう」と、某放送作家はこう続けた。
「視聴者そっちのけの忖度で、ジャニタレを多数出演させるようではNHKはもう駄目だし、そんな体たらくでは、なにより視聴者からも完全に見放される。若者世代の取り込みなどに努めてきましたけど、紅白のメイン視聴者は何といってもお茶の間の中高年世代です。中森明菜が牽引した80年代は若者世代にもブームとなって久しく、たとえば『レッツゴーヤング』を紅白で再現すれば、盛り上がること請け合い。聖子にトシ、キョンキョン、柏原芳恵、松本伊代らは健在ですし、そこに満を持して明菜さんが登場となれば、視聴率もV字回復を狙えると思います」
新録した「北ウイング」でもいい、「少女A」「十戒」「難破船」「禁区」「TANGO NOIR」「DESIRE-情熱-」など、あまたのヒット曲がある明菜。円安や物価高騰ラッシュで、旅行も控える家庭が増えるであろう年末大みそか、中森明菜が紅白のステージに降臨するとのニュースが流れるだけで、刹那でも日本を明るくしてくれることだろう。