“ミニスカ開脚”ローバー・美々さん 韓流の伝道師で取締役
「高校卒業後はNHK教育テレビ(現・Eテレ)の小学生向け番組『とびだせたんけんたい』のお姉さんとして全国の小学校を回っていました。当時の芸名は本名を平仮名にした“かわのえりこ”で、並行してレースクイーンもやってたんですよ」
同番組卒業後は、小堺一機さんと関根勤さんがパーソナリティーの「コサキンDEワァオ!」(TBSラジオ)のアシスタントを2年間していたが、「あまり売れず下積み状態」(美々さん)が続いた。
一大転機は94年10月。日本テレビのバラエティー番組「ロバの耳そうじ」で、お股を開きながらニュースを読むニュースキャスターに抜擢された。
「あれは米映画『氷の微笑』でシャロン・ストーンが足を組み替えるシーンがヒントだそうです。実はもう一人、担当するタレントさんがいたのですが、私が最初の放送で開脚するのを見て逃げちゃった(笑い)。私は売れないことの苦労を知ってるので、あれくらいへっちゃら。おかげさまで知名度は一気に上がりました」
途端にテレビや男性誌のグラビアに引っ張りだこ。ローバー・美々は番組のキャラクター名だったが、ブレークしたため芸名も変えた。