最近は、こうしたメリットが広く浸透し、多くの医療機関でHoLEP手術が行われている。
「ただし、この手術はある程度の技量が必要です。例えば、切除した前立腺は膀胱で粉砕、それを吸引しますが、その際、膀胱を傷つける可能性もあります。週1回、年間50例以上のHoLEP手術をこなしている医師は手術時間が短く、出血も少ない傾向にあります。しかも、射精機能を残す方法を模索している医師もいるので、気になる人は相談するといいでしょう」(遠藤副医長)
体への負担が少ないHoLEP手術は比較的入院日数が少なく、結果として治療費が安くなる。
頻尿は手術で治る。覚えておこう。