「粗食がいい」は誤解 がんは賢く食べて抑える時代へ

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 今年4月には悪液質の背景に、通常の脂肪組織から褐色脂肪組織と呼ばれる特殊な脂肪組織への急速な移行があるのではないか、とのスペイン国立がんセンターの研究が発表された。褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼し熱に変える働きがある。

「これは新しい視点です。筋肉が急速に失われるのは老化によるサルコペニアも同じ。最近は老年学会などとの共同研究も進んでいます。いまや悪液質の研究は世界的な重大テーマになっています」

 がんは殺さずに共生する時代は目の前だ。

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