ラーメンのスープvs麺 健康考えて残すならどっち?
「ラーメンは太る」と思われがちですが、私は食べ方を工夫すれば、ダイエット中であっても無理に我慢しなくてよいと思います。今回は、健康的にラーメンを食べる方法を紹介しましょう。
健康ポイントを高くするには、一食の中に含まれる栄養素のバランスを気にしてください。
エネルギーを燃やす上で理想的な比率は、タンパク質13~20%、脂質20~30%、炭水化物50~65%。普通に食事をする中で、それぞれが明確にどれくらいを占めるか分からないでしょうから、極端にひとつの栄養素が突出しないように心掛けてください。
そうすると、ラーメンで問題になるのは「脂質」です。昔ながらの醤油や塩と比べ、とんこつラーメンは脂質が高めで全体のバランスを崩してしまいがち。脂質はスープに溶け込んでいるので、スープは基本的には残します。
一方、最近、やたらと敵視されがちな炭水化物(麺)は、バランス維持のためにもしっかり食べましょう。
ラーメンで不足しているのは、タンパク質や食物繊維。タンパク質源として煮卵を、食物繊維の補給にはワカメやモヤシなどの野菜をトッピングしてください。
食べるタイミングも意識するといいですよ。昼食に食べるのは問題ありませんが、夜、一杯やった後は厳禁。摂取したエネルギーは使われることなく体内にため込まれるため、肥満への道まっしぐらです。