尻もちで異変…河合美智子さん語る「脳出血」の一部始終

公開日: 更新日:

 去年の8月13日、「脳出血」で救急搬送されました。でも、自分自身は「何で救急車呼ぶの?」と思っていたくらい普通だったんです……。

 その日は、夜にクルマで知り合いの監督が手がけていた自主映画の稽古場にお邪魔したんです。見学だけのつもりだったのに、その場で出演する話になって稽古に参加しました。稽古中、イスに腰掛けていた状態から、途中で床へ下りて横座りする姿勢になりました。すると、だんだん右脚が重いような固まっているような感覚になって……。でも、そのときは大して気に留めていませんでした。

 異変がはっきりしたのは、休憩になってイスに戻ろうとしたときです。立ち上がろうとして尻もちをついてしまったんです。周りの人たちが「足がしびれたんですか?」とイスに座らせてくれる中、「ごめんね、カッコ悪いね」と照れ笑いしながら、右脚に感覚がないことを自覚しました。それでも、病気だとは思いもしなかったので、ずっとしゃべって笑っていたんです。

 そのときプロデューサーが、いきなり「救急車を呼んで!」と大声で叫んだのです。右足首が普通じゃない曲がり方をしていたようでした。そのプロデューサーは身内に脳出血を患った方がいらしたそうで、迅速な判断をしてくださったのです。稽古場に着いてから1時間後ぐらいの出来事でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース