尻もちで異変…河合美智子さん語る「脳出血」の一部始終

公開日: 更新日:

 救急車が到着するまでの間に右手が固まり始め、5分ほどで到着した救急隊員に自分の名前や状態を説明している間にろれつが回らなくなり、言葉が通じなくなっていきました。たとえるなら、ギリシャ神話の怪物メドゥーサと目が合って、足から徐々に石化していくような感じ(笑い)。

 救急車の中では「明日の仕事をキャンセルしなくちゃ」とか、「まだやることあるのに」「クルマ置いてきちゃった」なんていろんなことを考えて、大ごとだとはまったく思っていませんでした。

 集中治療室に運ばれると、血圧が200(mmHg)もあって、血圧を下げる薬を点滴されました。高血圧による脳出血でした。MRIやCT検査でわかったのは、「これ以上、出血量が増えれば頭蓋骨に穴を開ける手術をして血腫を取り除かなければならない」ということ。手術の同意書にもサインしていたのですが、ギリギリで出血が止まってくれたので、手術はせずに済みました。

 後から聞いた話によると、止めてあったクルマを取りにいってもらうと、何と鍵が開いていて、車内にお財布が無造作に置いてあったそうです。そんなことをした経験は過去にないので、今思えばそのときから影響が出ていたのかもしれません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”