著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コーヒーは1日3~4杯がベター 英医学誌に最新調査結果が

公開日: 更新日:

「コーヒーは体にいい? 悪い?」「1日何杯までOK?」というような論争は、永遠に続いている印象があります。

 ところがこのたび発表された研究結果は、それを終わらせるかもしれません。少なくとも、しばらくの間は――。

 医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」がコーヒーに関する過去の約200の研究結果を分析しました。その結果、コーヒーが「健康に良い影響を与えている」と分かったのです。

 それによると、1日3~4杯のコーヒーを飲む人は、全く飲まない人に比べ、ある種のがんや心臓・肝臓疾患の発生率が低く、さらに2型糖尿病認知症脳卒中の発生も少なかったとのこと。

 研究に携わったサウサンプトン大学のポール・ロービック教授は「あくまで統計上の結果であって、コーヒーが直接こうした病気を予防しているのかどうかは分からない。その人の年齢や喫煙、エクササイズなどのライフスタイルによっても変わる」とコメント。

 また、同じコーヒーを飲むにしても、できるだけ砂糖などを減らし、ブラックで飲むことを勧めています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された