冬の快眠は体温管理がカギ “3つのNG”を作業療法士が解説

公開日: 更新日:

 夜の冷え込みが一段と厳しくなり、なかなか寝付けなかったり、ぐっすり熟睡できないなんて人も多いだろう。冬の快眠は「体温管理」が重要だ。

 人間には体の表面の温度である体温のほかに、「体の中心部(内臓)の温度」=「深部体温」がある。深部体温は一日のうちで上がったり下がったりするリズムがあって、深部体温が高くなればなるほど体が動くようになり、逆に下がれば下がるほど眠くなる。入眠から睡眠中にかけては深部体温がどんどん下がり、起床に合わせて徐々に上がっていけば、ぐっすり寝て、すっきり起きることができる。

 熟睡するためには、深部体温をしっかりコントロールすることがカギになる。

 作業療法士でベスリクリニック睡眠外来担当の菅原洋平氏が説明する。「体の表面の体温が上がると深部体温も上がります。深部体温がある程度まで上がると、今度は汗をかくことで放熱して深部体温を下げようとする。逆に表面が冷えると、深部体温を上げようとします。気温が低くなる冬は、この深部体温の上下動の仕組みを外から補助してあげることが大切なのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主