食事や入浴でも工夫を 脳疲労を溜めない4つの生活習慣

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 ただし、寒いからといって熱い湯につかるのは逆効果。交感神経が刺激され、かえって自律神経が疲弊してしまう。

「お湯の温度は40度が理想的です。ぬるく感じる人は、湯船につかってから追いだきをして温めるようにしてください。一番危険なのは寒いところからいきなり熱い湯に入ることです。浴室暖房などで浴室全体を暖かくする工夫も大切です」

●軽く散歩する

 息切れするような強い運動はNG。1キロ以内の距離を、汗をかかない程度のスピードで散歩するだけで効果がある。

●質の高い睡眠をとる

 自律神経を休めるには、質の高い睡眠が何よりも重要になる。

「いびきや寝汗をかく睡眠は、自律神経に負担をかけます。横向きに寝ていびきをかかないようにする。厚着して寝るのは避けてください」

 飲酒は自律神経をマヒさせるので、酒を飲んでから寝る習慣は最も睡眠の質を低下させる。

「飲酒した場合は3時間以上あけ、自律神経が元の状態に戻ってからベッドに入りましょう」

 一気にこれらの対策を実践しても、すぐに脳疲労がとれるわけではない。意識して習慣化することが大切だ。

【連載】疲れない心と体を手に入れる

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