急性骨髄性白血病<2>「治療しなければ2週間で死ぬ」

公開日: 更新日:

「体力が少しずつ回復し、頭もすっきりしてくると、余計に病気の重大性がわかってきました。なんか、目の前に底なし沼は広がってきているようで……」

 急性骨髄性白血病は、骨髄移植(造血幹細胞移植)の提供者が現れない限り、寛解後療法を継続しなければならない。

 誰が提供者になってくれるか。第一候補者としてまず妹の血液(白血球)を採取した。しかし、妹の血液とは型が合わず、不適合である。

 続いて長女からと思った。だが長女は出産したばかり。骨髄液を抜くことにためらいがある。

 長男、次男の血液も検査され、医師から「移植可能です」との知らせを受けた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動