歳を取っても老眼鏡をかけたくない すぐに役立つ対策は?

公開日: 更新日:

 すると、それまで感じていた肩凝りが嘘のようになくなりました。日本では老眼対策をしていない人が多過ぎる。

 私は、40代後半になっても裸眼でいることには無理があると思っています。

 老眼の初期症状は「遠くの物が見えにくい」。朝や午前中はよく見えたのに、仕事から帰る頃には遠くが見えにくい。「手元の文字が見えるからまだ老眼じゃない」と目の不調を我慢する人も多いのですが、誤った情報であるということを知ってほしいですね。

 老眼を遅らせようと闘う必要も、我慢する必要もない。老眼鏡は進歩が目覚ましい。高機能レンズ使用の遠近両用眼鏡やコンタクトレンズをかけると、日常生活が本当に楽になります。遠近両用眼鏡を使い始めた患者さんは「頭痛がなくなった」「肩凝りが楽になった」と喜んでくれます。

 遠近両用眼鏡やコンタクトは、快適な生活を送るためにあるもの。一人でも多くの方が老眼を受け入れ、早めに対策を講じることを願っています。

(梶田眼科・梶田雅義院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が