生稲晃子さんがん闘病を語る「5歳の娘に言うべきか悩み」
漫画家のさくらももこさん(享年53)の突然の訃報に驚いた。乳がんを患っていたさくらさんは、一部報道によると40代半ばから約10年にわたる闘病を続けていたという。
芸能界では、山田邦子、麻木久仁子、北斗晶、だいたひかるらが乳がんと闘い、克服している。そのひとり、おニャン子クラブの元メンバーで、女優の生稲晃子さんは、2015年11月、右乳房の全摘、再建手術などを公表した。今回のさくらさんの死に際して、「『ちびまる子ちゃん』は娘と楽しみに見ていたので残念です」と言う。
そんな生稲さんのがん発覚は43歳になった11年4月で、約5年間、周囲に伏せていた。
たまたま受けた人間ドックで乳がんの告知を受けた。
「ショックだけでした。『どんな人生が待っているのだろう』と、不安で、頭の中は埋め尽くされました。夫は冷静に受け止めてくれていました。悩んだのが、5歳だった娘に言うか言うまいかでしたが、この子にも母親の状態を知っておいてほしいし、理解をしてくれると信じて話しました。娘は、『ママの入院が嫌、ママが死ぬのは嫌』と泣いていましたが、その泣く姿を見て、小さいながらも理解をしてくれたのだと安心しました」