コロナ休校がもたらすゲーム依存症…知らぬ間に我が子も

公開日: 更新日:

「親はスマホさえなければ元の生活に戻ると考えてスマホを取り上げようとしますが、子供にとっては、ゲームが心の支えになっている面もあり、必ずしもうまくいきません。例えば、ゲームの記録やランキング、オンライン上で知り合った人間関係を失うことは子供には耐え難いでしょう。スマホを取り上げた結果、逆切れして暴言を吐いたり、心を閉ざしてウチに籠もったりすることがあります。家族も、子供が利用するネットやゲームについてある程度理解し、本人と話し合って時間などを少しずつ調整するようにしましょう。ゲームの利用時間を記録する、午後9時以降はゲームをしないなど、親の一方的な押し付けではなく、子供と同意した内容の約束事を決めましょう。『1日3時間まで』ではなく『利用時間を1時間減らす』といった、より実現可能な目標から始めることが大切です」(松﨑医長)

 子供は自分だけが制限されると不公平だと感じる。家庭用Wi―Fiを切り家族全員がオフラインの時間帯を設けるのも有効だ。

「ゲーム依存症の背景には孤立感、不安感、満たされない自己肯定感などが影響している場合があります。そこに注意を向け、ゲーム以外に興味を持てる場所を見つけてあげられるよう、一緒に考えていくといいでしょう」(松﨑医長)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主