階段の「下り」こそ筋力アップのチャンス ポイントは膝と足指の向き

公開日: 更新日:

 階段といえば、もうひとつ気になることがある。記者の知人は膝痛持ちで、階段の下りは必ず走って駆け下りている。ゆっくり降りるよりも走ったほうが痛みを感じにくい、というのがその理由だ。これはありなのだろうか?

「走って降りるのは重力に身を任せているということになるので、筋力アップの効果は見込めなくなります。でも痛みを回避する、という意味ではアリですよ。膝痛があり、どうしても階段は走って下りたいというなら、無理する必要はありません」

 無理は禁物。だが膝痛がない人は、積極的に下りの階段を使用して、出かけた際に筋力アップに励みたいものだ。

▽三田貴史(みた・たかし) SyncBody(シンクボディ)代表。米の大学でスポーツ医療を学び、米医療国家資格のアスレチックトレーナーを取得。スポーツ選手の指導、パーソナルトレーニングの指導、医療機関でのリハビリ指導などを行う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主