著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米デューク大が14のマスクを徹底比較 NGマスクはどれだ?

公開日: 更新日:

 コロナ感染者500万人、死者16万人(8月中旬)を超えるアメリカでは、いまだに国民の3割がマスクを全く、あるいはめったに着用しておらず、医療関係者は頭を抱えています。

 そこで注意喚起も兼ねて話題になっているのが、マスクは人間の鼻や口から出るコロナウイルスを含む飛沫(ひまつ)の拡散を防ぐのに効果があるだけでなく、その素材によって防止効果が異なるという調査結果です。

 デューク大学の研究チームは14の異なるマスクで実験。その中にはコロナ病棟で使用される「N95マスク」から、アメリカ人がよくマスク代わりに利用する「バンダナ」も含まれています。

 最も効果があるのは当然のごとく医療用のN95マスク。2位はやはり医療用に使われる表面がブルーのサージカル(手術用)マスクでした。続いて、ポリプロピレン素材をコットンで挟んだ3層式の布マスク、そして合成素材が2層になった布マスク。100%コットンの手作りマスクも飛沫を防ぐ効果はありますが、身に着ける人の声の大きさやヒゲの有無などで結果が異なりました。

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