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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

8月後半の新学年開始直後から全米の大学でクラスター発生

公開日: 更新日:

 8月後半から新学年が始まったアメリカ各地の大学では、開講直後から新型コロナウイルスのクラスターが発生し、大きな問題になっています。

 サウスカロライナ大学では学生の1000人以上が感染。8月28日から31日の間に検査した人のおよそ28%が陽性だったと公表しました。約3万人の学生を抱える同大学では、6つの学生サークルによるパーティーが感染拡大の原因とし、関係した学生を停学処分にすると同時に、検査のさらなる拡充と消毒を行うとしています。

 こうした感染は全米37州に広がっており、ニューヨーク・タイムズは「750の大学でこれまでに2万6000人が感染、64人が死亡」と報道しました。

 そのうちアラバマ大学では先月19日の開講以来、学生と教授含め1300人が感染、ノースカロライナ大学は800人台、セントラル・フロリダ大学は700人台と増えています。

 しかし多くの大学ではプライバシーを理由に正式な数字を公表していません。アラバマ大学の教授らが情報を公開しないよう警告を受けたと、ワシントン・ポストは報道しています。現状、こうした情報公開について国はガイドラインを定めていません。つまり、今後も全体数の把握は難しいということになります。

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