目のコロナ対策<3>インフルエンザウイルスも目から侵入する

公開日: 更新日:

「仕事などでスクリーンなどを凝視すると瞬目回数が減りますから、誰もができることとして時々、目をパチパチさせて、意識的にまばたきの回数を増やしていくのもいいでしょう。部屋が乾燥し過ぎないように、加湿器を置くのもいいでしょう。さらにエアコンの風は目を乾燥させるので、直接当たらないようにすること。防腐剤の入っていない人工涙液タイプの目薬を一日数回差すのも効果的です」

■目薬は使い回しせずまつげに触れないように差す

 ただし目薬は家族であっても使い回しするのは、厳禁だ。

 目薬は各個人の症状によって差すべきものが異なる。子供の多い家庭では子供用の目薬を共用しているケースがあるが、それでは感染を拡大させることになる。

「使用中の点眼液が相当な割合で細菌汚染されていたという研究もあります。目薬を差すときに、目薬の排出口をまつげに触れさせているケースを見かけますが、それではまつげに付着しているかもしれない病原体をノズルに付着させ、薬液自体も汚染して目薬と共に目の中に流し込むことになります。目薬を差すときはまつげに触れないよう、目の表面から3センチ以上離したところから差すようにしてください」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育