食事や運動に加え「睡眠」も大事 寝不足は血糖値上昇の原因に
■朝、10分でいいからいつもより早く起きる
おすすめは、夜型生活から超朝型生活への切り替えです。まずは朝、10分でも20分でもいいから、いつもの時間より早く起きて、散歩やラジオ体操をするところから始めましょう。朝の太陽の光には、体内時計をリセットする効果があります。カーテンを開けて太陽の光を浴びるだけでも効果が得られますが、外に出て軽く体を動かせば、体も頭もより目覚めがよくなるはずです。
朝の太陽の光は、幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質「セロトニン」の分泌を良くしますし、リズムよく体を動かすことで活性化されます。10分や20分早く起きられるようになれば、徐々に起床時間を早くしていきましょう。
東京都在住の40代の女性は、フリーランスのライターということもあり、遅寝遅起きの生活を長く続けてきました。午前中の取材や打ち合わせが入らない時は、朝は10時すぎに起き、コーヒーを飲みながら新聞を読んだりメールをチェックしたりする。仕事のギアが上がるのは昼すぎで、寝るのは夜2時すぎ。「夜型生活なので早起きなんて無理」とずっと思っていました。