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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

菜の花は抗酸化作用あり 貧血を防ぎ大腸がんにもなりにくい

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 また、菜花は朝に食べたいビタミンCが100グラム当たり130ミリグラムも含まれていて、厚生労働省が1日にとってほしいと推奨する量(100ミリグラム)を楽々摂取できます。ビタミンCにも抗酸化作用や免疫力アップの効果がありますし、肌を守ったり、血管を強くする効果なども!

 さらに、妊娠中にとりたい葉酸も豊富。造血作用があるので、貧血気味の人にもぜひ食べていただきたいです。その他、鉄、カルシウム、カリウムなども含まれます。

 菜花はおひたしで食べることが多いのですが、イソチオシアネートやビタミンCは水に溶けやすい性質を持ちます。どうしても辛味が苦手な方は水につければ辛味を抑えることができますが、せっかくの栄養成分が逃げてしまうのも残念です。とはいえ、まったく食べないよりはいいので、さっと茹でるかどうかはお好みに応じて調整してみてください。

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