ワクチン接種後死亡751事例から学ぶ「自身で結果を受け止める覚悟で慎重に判断を」医師が助言
現時点でワクチン接種が新型コロナから身を守るのに最も効果的手段であることは間違いない。その一方でワクチンには当初考えられた以上の副反応が見え隠れする。専門家が参加する厚労省の新型コロナワクチン副反応検討合同部会の最新資料からワクチン接種で何を注意すべきかを弘邦医院(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。
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厚労省は21日、専門家による新型コロナワクチンの副反応検討合同部会で、2月17日の接種開始から7月16日までに751件の死亡事例が発生していたことを報告した。
その内訳はファイザー社製746件、モデルナ社製5件である。
専門家評価は7月11日までに死亡が確認されたファイザー社製663件、モデルナ社製4件に対して行われた。その結果、ファイザー社製ワクチンの660件は情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない「γ」、3件はワクチンと死亡との因果関係が認められない「β」とされ、モデルナ社製の4件は「γ」とした。