野菜もタンパク質もたっぷり取れる「お好み焼き」は健康食
大阪出身、しかも両親ともにコテコテの大阪人の記者にとって、お好み焼きは非常に身近な料理。子供の頃、友人を招いての自宅での誕生日会はお好み焼きがメインだったし、高校生の時の弁当にもお好み焼きがよく入っていた。
記者は栄養バランスを考えて「お好み焼きとご飯」といった食べ方は現在しないが、70代半ばになっても健啖家の父親は、今でもお好み焼きにご飯を組み合わせている。
このお好み焼き、冷蔵庫にあるものを何でも入れられるのがいい。記者はキャベツにこだわらず、タマネギ、豆苗、水菜、モヤシ、ニンジンなどで作るし、煮物や炒め物といったおかずの余り物も具材として入れる。水切りをした豆腐、油揚げ、納豆、厚揚げといった大豆加工食品も入れる。さまざまな食材を一度に取れるので栄養面でも優れている。
ヘルシーに食べるなら、ポイントは小麦粉はごく少量にすること。記者はスプーン1杯程度しか入れない。添加物が入った市販のお好み焼き粉は使わないこと。
また、卵、肉、魚といったタンパク源は必ず入れること。だし汁を使ったり、鰹節や塩昆布、小エビなどをタネに練りこんだりしてうま味をアップさせること。それによって、ソースやマヨネーズはごく少量でも満足できる。
ちなみに記者は、ソース、マヨネーズは使わず、塩で食べている。だし汁を利かせたたこ焼きも塩で食べるのが最高だと思っているが、お好み焼きも塩が最高。