緑内障は「40歳以上の20人に1人」が該当、9割は未発見…見えていても発症の可能性あり
「再検査では異常なしでも、その次は違う可能性があります」
前項で触れたようにできれば年1回の検診を。
【だれでも発症する可能性がある、と自覚する】
これが非常に重要だ。
「高齢者の病気と思われがちですが、多治見スタディーで示すように、40歳以上はだれでもリスクがある。だれにでも眼科検診が必要なのです」
緑内障は失明リスクのある病気だが、点眼薬の治療の継続で進行を抑えられ、日常生活に支障が出ない状況を保てる。早期発見、そして定期的な検診と治療の継続が肝要なのだ。